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【SeCR SFC Rd.4】実車SFドライバーの笹原右京がクラブマンクラス逆転優勝!エキスパートクラスは465ガレージが1-4を独占

2024.09.19 17:57(1日前) SeCR

2024年9月16日(月・祝)、『SeCR SUPER FORMULA CHALLENGE 2024(SeCR SFC) Rd.4 インディロードコース』が開催され、クラブマンクラスを笹原右京(UKYO MAN)が、エキスパートクラスをタマス・サイモン(465 Garage)がそれぞれ制した。

 

4月に開幕したSeCR SFCは、スーパーフォーミュラ(SF)を統括する日本レースプロモーション(JRP)の協力を得て開催されるオンラインレース。第3戦の富士ラウンドからは日本自動車連盟(JAF)の認定イベントとして開催された。

 

そんなSeCR SFC第3戦富士は、iRating3000以上のドライバーがエントリーするエキスパートクラスに21名、iRating2999以下のドライバーがエントリーするクラブマンクラスに過去最多となる29名、計50名が参戦した。

 

エキスパートクラスにはSeCR SFCで3戦目の参加となる木村偉織やイゴール・大村・フラガ、冨林勇佑といった実車でも活躍する選手が登場したほか、クラブマンクラスには実車スーパーフォーミュラの37号車ドライバー笹原右京や、2023年にGT300参戦の岩澤優吾(DELIGHT WORKS RACING)がエントリーし注目を集めた。

 

■クラブマンクラス

▲クラブマンクラス スタートシーン

 

統一セッティングで16周のレースとなるクラブマンクラス。Rd.4ではスタート方式が安全面からローリングスタートに変更された。

 

予選でポールポジションを獲得した篠原勇翔(SUKIYAKI racing)は好スタートを決めるが、後方で多重クラッシュが発生。

5番手スタートのフェルナンド・フーラン(HYOUSYOUDAI)と6番手スタートの塩田惣一朗(ZENKAIRACING e-sports Team)が、共にグリーンランプ点灯共にラインを寄せ合ってしまい接触し、ホームストレート上でスピンしてしまう。

 

2台がコースを塞ぐ形で後続車が次々と巻き込まれ、無事にスタートを切れたのは29台中6台のみという悲惨なスタートシーンとなってしまった。

▲栗林の車両

 

序盤はポールスタートの篠原が逃げ、2番手に上がった栗林亮太が約1秒差で追いかける展開に。

 

「ミスなく走り切りたい」とスタート前のインタビューで答えていた栗林が徐々に篠原との差を詰めていくが、5周目6コーナー進入でオーバーランを喫し2番手の座を笹原に明け渡してしまう。

▲笹原のオーバーテイクシーン

 

2番手に上がった笹原はペースを上げていき、10周目のホームストレートでOTS(オーバーテイクシステム)を巧みに使ってトップの篠原に急接近。

リアルレースでのバトルを連想させる、ブレーキング競争に打ち勝ち一発で篠原をオーバーテイクしトップに浮上する。

 

トップに立った笹原は、篠原との差を徐々に広げる快走を見せ16周を走破し、SeCR SFCにおいて初のリアルドライバー優勝を達成した。

ポールスタートの篠原が2位、3位にはダズル迷彩カラーの栗林が入った。

 

 

SeCR Rd.3 クラブマンクラス リザルト


▲戸張凌吾(OCHIGIN×HiMA RACiNG)が予選12番手からスタートの大クラッシュを避け、4位に食い込んだ。

▲兵庫のシミュレーターショップ『VIRTUÀLE e-Motorsports gym』も参戦。

▲ZENKAIRACING OSAKA店舗より、羽根田店長がSF14筐体でエントリー。

▲岩澤優吾の車両は、フォーミュラリージョナルのカラーリングを再現。

 

■エキスパートクラス

クラブマンクラスと同じ16周ながら、スタンディングスタート、そして車両のセットアップが自由という違いがあるエキスパートクラス。

開幕戦から圧倒的な強さを見せるタマスが予選で唯一の1分7秒台をマークし、好調さをアピールした。

 

迎えた決勝ではタマスのスタートがやや出遅れ、2番手スタートの斎藤祐太(465Garage)が先陣を切って1コーナーに進入する。

後方では3台が絡む多重クラッシュが発生し、予選10番手の位置から巻き込まれてしまったイゴール・大村・フラガ(ZENKAIRACING e-Sports Team)が空中に舞い上がってしまうハプニングも起こった。

 

 

斎藤を先頭にした4台による465 Garage艦隊は、5番手以下を大きく引き離しチーム内抗争に持ち込んでいく。

9周目1コーナーではタマスが斎藤を攻略しトップへ。前回第3戦富士で黒澤和真(465 Garage)に敗れたリベンジだと言わんばかりのハイペースで、465 Garageの中でもずば抜けたスピードで逃げ始める。

その黒澤も斎藤へのアタックを開始し、14周目1コーナーで並びかけ斎藤のリズムを崩し、同周回6コーナーでインを突き2番手に上がる。

 

結局16周のエキスパートクラスはタマス、黒澤、百瀬翔(465 Garage)、斎藤でトップ4を465 Garageが占める結果となった。

タマスはSeCR SFCにて3勝目を記録。海外選手として世界のレベルの高さを示す形となった。

 

SeCR Rd.3 エキスパートクラス リザルト

 

▲465 Garage艦隊に次いで5位に入った浅賀颯太(DRAPOJI SimSports Racing)の車両。

▲もう一人の海外参加者である李 夏羽飛(INSPEED RACING)は6位フィニッシュとなった。

▲Rd.2を除く3戦に出場している実車SFドライバーの木村偉織(San-Ei Gen with B-Max)は8位でシングル獲得。

▲ZENKAIRACING TOKYOより現地参戦した冨林勇佑(ZENKAIRACING e-Sports Team)は、2周目に4ワイドのバトルで魅せるが、接触によりスピンしてしまう。

 

 

SeCR第3戦よりJAFの認定イベントとして開催されました。

JAFの公式HPにリザルトが掲載されております。こちらも併せてご覧ください。

https://motorsports.jaf.or.jp/enjoy/begin/esports/results

 

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