本日4/15より、シングルシーターのレーシングマシン『v.Granz』に限りなく近いZENKAIRACING オリジナルトレーニングMOD『z.Granz』のリリースを開始いたします。

ZENKAIRACINGが『MEC120』への参戦を始めとしたノウハウをフィードバックしたz.Granzですが、ご使用の際にいくつかの注意点がございますので、こちらにまとめていきます。

【使用環境】

当MODはアセットコルサ（PC版）に対応するデータとなりますが、『ContentManager』『CustomShaderPatch』『SOL』のインストールが前提となっております。

以下インストール方法が記載されている記事を参考に、使用環境を整えて頂くようお願い申し上げます。

ContentManagerインストール方法
https://ac.totsugeki.com/post-3192/

CustomShaderPatchのインストール方法
https://ac.totsugeki.com/post-1401/

Solのインストール方法
https://ac.totsugeki.com/post-1414/

【車両データに関してのご注意】

z.Granzは元となる車両を限りなく再現し、MEC120を始めとするレース参戦でのトレーニングに役立てて頂くよう設計しております。

そのため、z.Granzには「エンジンスターター」の割り当てが必須となります。

『ContentManager』上の設定＞ASSETTO CORSA＞コントロール＞PATCH＞Extra Option A: がz.Granzのエンジンスターターに対応しておりますので、必ずボタン割り当てを行うようにお願いいたします。

※割り当てを行わないとエンジンが掛かっていないので、車両が動きません。

　N（ニュートラル）ギアでのみスターター作動します。

ピットインでのエンジンストップ／スタートのアクションを、以下のピットリミッター込みで、

是非MEC120やスプリントなどでの走行トレーニングにご活用ください。

また、ピットイン時のスピードリミッター音の再現にも力を入れておりますので、こちらも同じくボタン割り振りの「Pit limiter」に割り当てを行っていただき、リミットスイッチを入れるタイミングや、ピットロード内のスピード違反防止、またはピット出口の速度制限ライン前後の速度違反防止に役立てて頂ければと思います。（2023シーズンのMEC120はピット出口ライン前後での速度違反ペナルティが非常に多かったようです）

【タイヤについて】

z.Granzには「Race」と「Practice」2種類のタイヤを設定しております。

※デフォルトは「Practice」（グリップ高）になっています

実車のグリップ感を再現し、トレーニングとしてご活用いただく場合は「Race」、シミュレーター初級者向けのトレーニングや、eスポーツとしての活用などは「Practice」をお勧めしております。

【開発ドライバー／サポートドライバーコメント】

ZENKAIRACING z.Granz開発／MEC120 ZENKAIRACINGチームレギュラードライバー
兒島 弘訓

「私は初期の開発段階から挙動部分の評価を担当させて頂きました。」

「挙動はもちろんのこと、車両モデリングやエキゾースト音などを多くの方のご協力のもと、高いレベルで実現でき、リリースできること、大変うれしく思います。」

「z.GranzはZITA-01のステップアップマシンとして非常に最適で、多くの方に楽しんで頂けるマシンとなっております。
タイヤは２種類用意しており、Raceが実際の新品タイヤ想定※、Practiceがシミュレータ初心者などビギナー向けにグリップを上げているラインナップとなっており、どなたでもz.Granzを楽しんで頂けるようになっております。」

「もちろんz.Granzの元となった車両と同様にストローク感であったり、リアの重たさ、突っ込みすぎ厳禁な動きなども再現しており、プロドライバーからの評価も好評です。
燃費などの消耗データも可能な限り合わせており、実際の燃費や戦略テストにもご活用いただけます。
今後は昨年に比べて更にZENKAIRACINGの実車でのテストが増えていくため、
各サーキットに合わせたアップデートも楽しみにしてもらえると幸いです。」

※実車同等の不安定感にすると非常に難しくなるため、実車のピークグリップよりわずかに高くしてあります。
実車同等の練習をされたい場合は路面コンディションをOld(89%)以下でお試し下さい。