2022年4月から私たちZENKAIRACINGは、ファクトリー兼開発拠点を東京都内の青山から墨田へ移転しました。
元々、ヒストリックカーのガレージでesportsレースの配信現場として使用していた場所(別名「スミガレ」)への移転です。
ここでは、一般的なシミュレータショップのような10分1000円で不特定多数の方が出入りするような運用ではなく、e-Motorsportsやリアルレースに関わるesportsチームの皆さま、実車マシンを使うレーシングチームの皆さま、また自動車メーカーの方々、地方自治体はじめとするいろいろな団体様に、1日または半日という単位で貸出しをしていく施設として展開してまいります。
もちろん、ZENKAIRACINGとしてはここでシミュレータの開発や組立て、アセンブリなどの作業を日々行っておりますので、シミュレーターに関する最新情報や鮮度の高い生(ナマ)の情報をご提供することも可能です。
ZENKAIRACING墨田ファクトリーでは現時点で6台のシミュレーターをご用意しております。
今後台数は増やしていく予定ですが、設置デバイスとしてはSIMUCUBE2、Fanatec、MOZA、Heusinkveld、CUBEcontrolsといった最新SIMデバイスの体験ができ、SIMソフトも、Assettocorsa、AssettocorsaCompetizione、iRacingやGT7にも対応しております。数か月に一度は、一般ユーザの皆さま向けにデバイス試乗会というかたちで施設の開放も予定しております。
これらのマシン環境を使って
・シミュレーターを使ったトレーニング(レーシングチーム or ドライバー個人)
・esportsのレース企画、運営
・eSportsレースの配信
・イベント利用
・シミュレーターを使った企業研修
など様々な用途で、複数のハイエンドシミュレータを貸し切り利用できる日本で唯一の施設となります。
これまで高嶺の花だったシミュレータを一般化し、たくさんの方々に知っていただく動き、esportsの実情を体感していただく施設として、またコンシューマ向けのハイエンドシミュレータの最新動向を体感していただく施設として運用してまいりますので、ぜひご活用いただければと思います。