SuperFJ mod 開発進捗状況
現在、マシンの動きを制御する物理データの調整はかなりいいところまで再現できるようになりました。各チームの味付けの再現や、中古タイヤでの走行状態を実現できるようにするためにタイヤデータ、ブレーキ、空力の調整範囲など細かな部分を詰めています。
あと、これから外装3Dデータの調整とインパネ周り。それからシミュレータの重要な要素であるサウンドデータのチューニングに入ります。
ベース音源はあるんですが、それら各種サウンドファイルの音量や操作入力、走行状態に合わせた音の出力条件設定を実車より多少ストレッチ掛けた状態で作ってみようかと思ってます。
ドライバーは実際の走行時、インパネの情報よりも音、荷重、グリップ感、ステアインプット、縦横Gなどいろいろな感性情報をもとに操作をしますが、シミュレータでは100パーセント同じ種別の情報の再現は難しいです。なら、シミュレータで再現できる要素種別の中で出力調整することで再現出来ない領域までカバーできるような調整ができればシミュレータとしての役割は十分果たせるのではないかと考えます。
ユーザーのレベル、目的、希望に合わせてソフトウェアとハードウェアの両面からバランス取りをしていくこと。ゼンカイレーシングは、そんな観点でいつもシミュレータの開発とチューニングをしています。
SuperFJ の次は、FJ、VITA、FIA-F4など若手ドライバーやジェントルマンドライバーのためのマシンデータ開発をしていきたいと考えています。






