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ZENKAIRACINGサポートドライバーの山本雄紀選手が強豪集うラリーエストニアで12位

2024.07.18 10:42(3か月前) NEWSRACE

ZENKAIRACINGサポートドライバーの山本雄紀選手が、7月5日(金)から7日(日)にエストニアで開催されたERCヨーロッパラリー選手権の第4戦ラリーエストニアに参戦し、総合12位でフィニッシュしました。
 
TOYOTA GAZOO RacingがFIA世界ラリー選手権(WRC)で活躍できる日本人若手ドライバーの発掘・育成を目的に展開している『TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラム』の2期生として、WRC世界ラリー選手権へのステップアップを目指す山本雄紀選手は今回、TOYOTA GR Yaris Rally2で超高速グラベル(未舗装路)大会として名高いラリーエストニアに初挑戦。
 
ラリーエストニアは以前はWRCの一戦として開催されていたこともあり、元WRCドライバーや現役のWRC2ドライバーといった強者が集結。若手にとってはトップ16に入ることすら困難かというハイレベルなラリーとなりましたが、そのなかで山本雄紀選手は突然の降雨や滑りやすい路面でも好タイムを刻み、トップから4分30.2秒差の総合12位で完走。強豪たちに食い込み見事トップ16入りを果たしました。
 

 

■山本雄紀選手コメント(TGR WRCチャレンジプログラムのリポートより引用)

 
「今回はとても良い戦いができたと思います。ここ数戦は自分にとってあまりうまく行かなかったので、このラリーを良いフィーリングで終えたいと思っていましたが、うまく行ったと思います。特に、日曜日は本当にトリッキーなコンディションでしたが、それでも全ステージを走り切ることができましたし、それこそが自分にとって最も重要なことだったので、とても満足しています。土曜日は、天候的な面に関しては問題なかったのですが、路面には非常に大きな轍がありました」
 
「常に目を光らせてラインを追い、即座にアジャストするいい練習になりました。そして、クルマは轍にうまくマッチし、信頼して走ることができましたし、非常に堅実に一日を戦うことができたと思います。日曜日は、普段とはやや異なる状況でした。路面を覆う大量のルースグラベルを掃き飛ばしながら走る必要があったのですが、それもまた良い経験になりました。それほどハードにはプッシュしなかったのですが、それでもペースは悪くなかったですし、安定していました。ERCは競争が非常に激しいので、上位選手のオンボード映像のデータを分析して改善につなげることができます。全体的には、ラリー・フィンランドに向けて良い学習の機会になりましたし、良い準備ができたと思います」
 
山本雄紀選手の次戦は、8月1日(木)~4日(日)に開催されるWRCラリー・フィンランド(WRC2クラス)となります。引き続き、ZENKAIRACINGは山本雄紀選手の活躍を応援致します。
 

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