SIM BLOG / SIMブログ

【MEC120富士】ZENKAIRACINGの2台は共にクラス7位完走!

2023.07.25 12:50(9か月前) BLOGNEWS

7/22に富士スピードウェイで行われた、『MEC 120 Rd.2』に参戦したZENKAIRACINGは、予選ではNo.71がポールポジションを獲得。
決勝レースではNo.32がVITA Ama Amaクラス7位、No.71がv.Granzクラス7位と、2台ともに完走を果たしました!
■予選で木村偉織選手がv.Granzコースレコードを記録!

レースウィーク木曜日から走行を始めたZENKAIRACINGの2台。
No.71 v.Granz・No.32 VITAと順調に走行を重ね、車両のセットアップや燃費計算、レース本番に向けた作戦の組み立てなど、SIMでのeMotorsportsで培った経験も活かしつつ準備を進めていく。

迎えたレース当日、午前中に行われた予選では、No.71はスーパーフォーミュラライツでシリーズを争う、ZENKAIRACINGサポートドライバーの木村偉織選手、No.32は2019年FCR-VITAチャンピオンの武村和希選手がアタックに挑む。

No.32は前日から大幅にセットアップを変更したこともあり、途中で兒島弘訓選手に交代する変則的作戦を行い、2分00秒938というタイムでVITA-Ama Amaクラス9番手タイムを記録。

No.71はコース上に多数の車両がひしめく中、木村選手が2番手と0.006秒差の1分50秒448をマークした!

v.Granzによる富士スピードウェイでの公式戦は、今回のMEC120が初となるため、この記録はコースレコードとなる。

■決勝スタートは2台ともに、やや苦しい展開…

2時間耐久の決勝レースは、No.71が岡田衛選手、No.32が兒島選手でスタート。

No.71はポールショットを決めトップでレースを進めるが、思うようにペースが上がらず後退してしまう。

No.32も徐々にポジションを上げていきたいことろだが、ストレートスピードが伸びず、前方で起こるバトルに巻き込まれる形で中団争いを展開することとなった。

■SIMで予習できた意外なところ

レース45分経過時点でNo.32がピットイン。給油を行い、ドライバーを兒島選手から武村選手に交代する。

実はMEC120は、給油を要するピットイン時はピットインから180秒間経過してからピットアウトしなければならないルールがあり、給油やドライバー交代作業が完了してからマシンをスタートさせるタイミングが重要になるのだが、ZENKAIRACINGでは事前にSIMでこの所要タイムを検証。

コース上の走行経験だけでなく、意外なところでもSIMを活かすことができた。

 

ほぼ同じタイミングでNo.71もピットイン。
途中スピンを喫するアクシデントもあったが、2番走者の林選手がピットアウトしてクラス6番手を走行する。

■後半のスパートに賭けるが・・・

Photo@revoltis様

武村選手に交代し、順調に8番手付近を走行するNo.32。

残り約30分を残したタイミングで、再び兒島選手にドライバーチェンジし更なるポジションアップを狙う。

Photo@revoltis様

一方No.71は、残り40分を残した段階で林選手から木村選手にドライバーチェンジ。

共に最終スティントでスパートを掛けていく予定だったが、レース残り20分というところでコース上にパーツが散乱するアクシデントが発生し、SCが導入される。

多くのマシンが参戦するMECで隊列が整わない事と、途中でガス欠車両がストップしてしまう問題などがあり、そのままSCランでレースが終了してしまった。

No.32がVITA-Ama Amaクラス7位、No.71もv.Granzクラス7位と、ZENKAIRACINGとして初めてのレースで2台共に完走を果たす。

両チーム共に、更に上を目指せるポテンシャルを感じられただけに悔しい思いもあるが、初陣として最低限の目標を達成できた週末だった。

 

■SIMへのフィードバック

現在ZENKAIRACINGでは、No.71として参戦したv.Granzを模したオリジナルMOD『z.Granz』の制作・開発を行っている。

すでに基本的な部分の再現を行い、今回のMEC参戦にあたっても事前練習に活用したが、実際にレースに出場したことで、膨大な数のデータや予選アタック時の限界走行での挙動、排気音なども収集することができた。

【ZENKAIRACINGオリジナル】ZITA-01 for Assettocorsa MOD Version2.0(個人利用) | ZENKAIRACING/公式オンラインストア

また、すでに公式オンラインストアで販売中のVITAを模したオリジナルMOD『ZITA-01』も、今回の経験を反映し、よりリアルな挙動やタイヤの落ち幅、燃費なども再現度を高めていく予定だ。

 

2台のZENKAIRACINGオリジナルMODの進化も、是非注目してほしい。

 

ZENKAIRACINGでは、次回のMEC120 Rd.3岡山国際サーキットもNo.71 v.Granzが参戦予定!

No.32 VITAは富士スピードウェイで行われるFCR-VITAに参戦予定している。

 

ZENKAIRACINGの、eMotorsportsに軸足を置く新しい考え方のレーシングチームとしての活動にご期待ください。

ZENKAIRACING.COMのシムを
是非ご体験ください。
商品についてのご相談、資料請求、
お問い合わせをお待ちしております。

資料請求・お問い合わせ