SID 2018/進化するVR/ARディスプレー

SID 2018/進化するVR/ARディスプレー

https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/event/18/00019/052800003/?P=1

●グーグル/LG、有機ELで1443ppiを実現

 グーグルとLGディスプレーのグループは、有機ELパネルで1443ppi、1800万画素(3840×4800画素)を実現した。駆動周波数は120Hz、画面サイズは4.3型、画素ピッチは17.6μmである。LGディスプレーはこのパネルを、SID 2018の展示会で公開。

●サムスン/漢陽大、回路を簡素化して1000ppi相当

 サムスンディスプレーと韓国の漢陽大学校のグループは、5.87型で1000ppi相当の有機ELパネルを共同で開発した。漢陽大が今回のSID2018で発表した。サムスンディスプレーはSIDの展示会で、VR向けの有機ELディスプレーを3つ展示した。3.5型616ppi、3.2型806ppi、2.43型1200ppiの3つである。3.5型616ppiの画素数は1440×1600、輝度は166cd/m2、駆動周波数は90Hz。3.2型806ppiの画素数は1824×1824、輝度は205cd/m2、駆動周波数は90Hz。2.43型1200ppiの画素数は3840×2160、輝度は250cd/m2、駆動周波数は120Hz。

●JDIの1001ppi液晶、応答を2.2ms以下に

 液晶では、応答速度を高速化したパネルの発表が相次いだ。JDIやシャープなどが新技術を発表した。JDIは、精細度を1001ppiに高めると同時に、応答時間を中間調間で2.2ms以下にした高速応答のIPS液晶パネルを発表した。画面サイズは3.25型、画素数は2162×2432、駆動周波数は120Hzである。同社はSID 2018の展示会で、このパネルを披露。

●シャープ、1210ppiのプロトタイプを披露

 シャープは、量産可能な1008ppiの液晶パネルを開発するとともに、1210ppiの液晶パネルの試作に成功した。いずれも高速応答のIPS液晶パネルであり、シャープはこれを「In-Plane Super-Fast-Response(ip-SFR)LCD」と呼んでいる。同社はこれらの開発成果を、今回のSID 2018で発表。量産可能な1008ppiの液晶パネルの画面サイズは2.87型。駆動周波数120Hzに対応するために高速応答化を図り、液晶の応答時間を中間調間で3.8ms以下、立ち上がり時間と降下時間の合計で3.4ms以下に低減した。コントラスト比は700対1以上。動画ぼやけを抑えるために、バックライトの全面で点灯と消灯を繰り返すグローバル・フラッシング・バックライトを採用。

現時点では、コンシューマーモデルとして販売サポートされいる機種のなかでは、HTC VIVE ProとSamsung Odyssayが、AMOLEDレンズの解像度2880*1600で最もレベルの高いヘッドセットと言えます。なかでも、外部センサーを必要とせずイヤホン一体型のOdyssay(WindowsMR)に軍配が上がるかな。たしかに、実用性という意味での解像度と映像遅延ではもう少しレベルを上げていきたいところだが、Developper modeでスーパーサンプリングなど(グラボ負荷はあがるが)強制的に上げていくなどしていけば、、だが現実的ではない。

次世代のヘッドセットの登場が待ち遠しい。

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