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世界のSIM施設/Ferrari Simulation Center&France i-way

2017.04.18 06:25(7年前) PRODUCTSSIMTECHNOLOGY

 

イタリアはミラノにあるフェラーリ・シミュレーションセンター。ここはぜひ行ってみたい。現役F1選手がトレーニングに使っているのとほぼ同じ設備が一般開放されてて予約可能だそうな。こういうシミュレーターひとつとってもレースの本場ヨーロッパはレベルが高い。

Ferrari Simulation Center
http://simulationcenter.ferrari.com/book/

 

フランスのリヨンにはi-wayというシミュレーションエンターテイメント施設もあります。ここはF1、WRC、モトGP、F-18戦闘機のダンパー可動式シミュレーターが体験できます。特に興味深いのは、こういうシミュレーション施設を使ってチームビルディングや企業研修などの人材開発トレーニングにSIMを活用していること。懐が深いね、、

Simulateur de sensations / i-way
http://www.i-way-world.com/

 

フェラーリのSIM施設。
ざっと見ると、画面は55インチの120度ワイド3画面。(意外と小さい画面、人間の可視範囲とF1のスピード感からするとこれで十分)フロント固定の3軸リアダンパー方式。横軸のダンパーは見えないが、縦軸はメインとサブの4本ある感じ。(ダンパーでいう別タンクみたいな感じかな)ま、映像と音はそれ相応として、振動のかわりにダンパー機能を持たせてリアルな走行状態を再現。何よりも実車にほど近いリアルモノコックと実車同様のステアリングシステムが再現性を高めている大きな要因のように思います。しかもフェラーリレッドをはじめとするブランドカラー・ブランドプロダクトで統一されているところで自動的にテンションMAXですね。AssettoCorsaのページからリンクされているところをみると、AssettoCorsaProプログラムによりFerrariオリジナルのソフトウェアをカスタマイズして実装しているようです。見た目FerrariSIMだけど、中身の物理解析エンジンはAssettoCorsaそのものだろうから、StandardモデルでもこれらFerrariSIMからのデータフィードバックは少なからずあるだろうし、だからこそAssettoCorsaのベースデータの出来の良さに繋がるんだろうな。市販車ノーマル状態は評価それぞれだけど、足固めたりレース車両になってくるとバンプ・ロールが少なくなる分リジットSIMでも十分にリアルな走行状態を体感することができているようです。

 

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